副社長は輝きを秘めた彼女を暴きたい
「いーなー」

美空がそれを見てニコニコしながら言ってる。

「うちペット可じゃないからなー」

大地さんも続く。

「うちに遊び来い」

絃が言う。
ふふふ。私もそれは大歓迎だ。

そんな中、BBQの準備が整いパパに呼ばれみんなでワイワイ囲みながら食事をとることに。

「そういえば、結婚式はしないの?」

維織がお肉をもぐもぐさせながら聞いてきた。
タレが口の横に付いてるで。
そう思ったら、隣にいた奏翔さんが何も言わずにグイっと拭いてあげた。

「ああ。今式場探してる最中」

絃も顔色一つ変えずに答える。
この光景に見慣れてるらしい。

そして私のお皿に焼けたお肉をじゃんじゃん乗せてくる。
奏翔さんも丈慈さんも大地さんも見たら同じだった。

おかげで女性陣のお皿には山盛りのお肉が乗っている。

なんやこれ。
オモロいな。
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