副社長は輝きを秘めた彼女を暴きたい


また少し遊ばせて、皆んなで一旦外に出る。
懐中電灯を手に軽く散策しながら、お散歩をみんなでしてそのままロッキーたちはパパの所へ戻した。

その後はそれぞれ上の階の部屋に入って行った。

私と絃だけまだリビングに残る。

「最高だな」

「そうだね。私も客室の方はあまり来た事なかったけど、いいね!」

「ああ。肉も美味かったし、鍋も美味しいし。緑も豊かでいい所だよ」

「ありがとう」

自分が褒められた訳じゃないけど嬉しくなる。

「ウィルたちもロッキーたちもすっかり仲良くなったし、また来ような」

「うん」

絃がそっと顔を近づけてくる。
私はそこにチュッとキスをした。

「ロッキーたちってね、絃にくらいだよ。あんなに最初から懐いたの」

「そうなのか?」


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