副社長は輝きを秘めた彼女を暴きたい
そこからすっかり目が覚めてしまい、夜通しマンガを読み漁り、朝まで結局寝れなかった。

マンガのヒロインのように、大変身を遂げて人生変わっちゃった!
なんて事になればいいのにな。

そしてふと気づく。

なんだかんだ、私は変わりたいのかもしれないって事に。
いつも何かにつけて見た目のせいにしてる自分にうんざりしているという事に。

ありのままで過ごしたいと。

アラサーでもまだ変われるかな。

先輩の写真を見て、知ってる人が頑張っている姿を知り驚いたが嬉しくも思った反面、取り残されていると感じた。

自分はなんの努力もしてないと。
ありのままの自分から逃げてるだけなんだと。

そんな事を思いながらあっという間に休みが終わってしまった。

そして週明け結局いつものスタイルで出社する。
< 32 / 264 >

この作品をシェア

pagetop