副社長は輝きを秘めた彼女を暴きたい
凄いなこの人達。

絃先輩もだしこの二人もだし、みんな努力してこうなったんだよね。

私も仕事頑張ろう。
そしてプライベートも。

そう思った。

「「完成」」

そう言われて閉じていた目をそっと開けた。

息を飲む。

そこにはミルクティーベージュの明るめのカラーで、重たく邪魔な長さの前髪は長さを調整しシースルーバングになっていて、腰まであった真っ黒の髪は、胸下あたりでカットされた私が鏡に映っていた。

そして、前髪は内側にフワッとカールがついて、後ろの髪も綺麗に巻かれていて軽やかで明るく華やかな印象を受けた。

メイクは、透明感があってまつ毛がクルンと上がって目がいつもの倍くらいのサイズに変わっていた。
艶のあるリップを施され、ぷくっとして見える。
整形か?
整形されたか?

そして、私の目の色…
全く違和感がない事に気づく。

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