副社長は輝きを秘めた彼女を暴きたい
俺はそのタイミングでリビングを開け、キッチンに向かい冷蔵庫を開けて中から水を手に取る。

ゴクゴクと一本一気飲みする。

「すご」

するといつの間にか戻ってきたのか、上からオーバーサイズのTシャツを着た那智が俺を見ていた。
か、可愛い。

「ん。はよ」

「ふふふ。おはよう絃くん。昨日はおかげでぐっすり寝れたよ」

「そうか」

良かった。

「あの…シャワー借りてもいい?」

「おん。タオルとかも好きに使って」

「ありがとう」

俺はソファに座ってタブレットを出す。
物件ちょうどいいとこあったかな。

今まで社宅だったなら、普通のところ借りるとなるとそれなりに家賃もするよな。
会社からも手当てとか出るか?

< 94 / 264 >

この作品をシェア

pagetop