私の初恋は危険な不良君
ずっと黙ってた私にイラついたのか
柏木さんが
「代わってよ!!友達も居ない気持ち悪い目を持ってるあんたに、用事なんて無いでしょ?!」

確かに彼女の言う通りだ

私に友達と言える存在なんて
1人も居たことなんて無い

そのストレート過ぎる言葉は私の心に突き刺さってしまった

生まれてから何度も言われてきた言葉なのに何でこんなにも傷つくの…?

慣れてるでしょ私

私は柏木さんの言葉に言い返す勇気もなくただ静かに頷くだけだった。

頷いた私に満足したのか柏木さんは
教室から走って友達の待つ方へと
出ていってしまった。
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