未来を創る骨(みらいをしばるくさり)





微かに聞こえてくるアラーム音に目を覚ます。




カーテンの隙間から漏れる光が一日の始まりを告げていた。




いつの間にか寝ていたらしい。




アラームを止めて洗面所に向かう。




鏡に映る赤く腫れた目は無視して顔を洗い、歯を磨く。




いつまで彼とこのままでいるつもりなのかな…?




そろそろちゃんと話さないといけないって分かってる。




でも私には全てを壊す勇気なんてないよ……





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