執着魔法使いの美味しい求愛
魔宝石店に彼女を迎えに行くのも楽しみであったが、屋敷に戻って「おかえりなさい」と言われてしまえば、有頂天になってしまう。もっと彼女を堪能したいとさえ思えてくる。抱き締め、彼女と体液を交わらせることで、魔法具の検査によって失われた魔力もじわじわと回復してくる。
ルトヘルは気づいたのだ。ティルサに魔力を注ぎ込むと、彼女の中でその魔力が増大することに。だから、ルトヘルが彼女から魔力を放出させ、自身に取り込もうとすると、注いだ時の倍以上の魔力を取り込める。
それを味わっていたら、ノーラに邪魔をされた。そしてティルサが彼女を庇った。
ルトヘルにとってはそれが面白くなかった。ティルサは自分だけを見ていればいい。
それを教えるために部屋へと連れ込んだものの、彼女にまた拒まれてしまう。
だが彼女は、ルトヘルのことを知りたいと口にした。
それが健気で可愛らしい。
今も、隣を向けばティルサがいる。広いテーブルにティルサとルトヘルは並んで座っていた。ただ、彼の目の前にオスクとノーラもいるのが、面白くない。できれば二人きりで食事を楽しみたかった。
「ティルサ」
ルトヘルは気づいたのだ。ティルサに魔力を注ぎ込むと、彼女の中でその魔力が増大することに。だから、ルトヘルが彼女から魔力を放出させ、自身に取り込もうとすると、注いだ時の倍以上の魔力を取り込める。
それを味わっていたら、ノーラに邪魔をされた。そしてティルサが彼女を庇った。
ルトヘルにとってはそれが面白くなかった。ティルサは自分だけを見ていればいい。
それを教えるために部屋へと連れ込んだものの、彼女にまた拒まれてしまう。
だが彼女は、ルトヘルのことを知りたいと口にした。
それが健気で可愛らしい。
今も、隣を向けばティルサがいる。広いテーブルにティルサとルトヘルは並んで座っていた。ただ、彼の目の前にオスクとノーラもいるのが、面白くない。できれば二人きりで食事を楽しみたかった。
「ティルサ」