ズルくて甘い包囲網~高嶺のパイロットはママと双子を愛で倒したい~
自分でも驚く、あられもない声が漏れてしまう。
羞恥心から、琴音は思わず口元に手を運んだ。けれど、クスリと笑う黎治にそれを払われてしまう。
「ふたりきりだ。我慢する必要なんかないだろ? ――むしろ、もっと聞かせてよ」
ニットの裾から侵入した彼の手が琴音の素肌をまさぐる。手のひら全体で胸を撫で回し、時折、指先が桃色の果実を摘まむ。
全身が熱を持ち、下腹部が切なく疼く。
三年前……恥ずかしいけれど、たまらなく幸福だったあの頃を身体が思い出している。
「れ、黎治さん。あの頃……みたいに」
「あんなもんじゃ終わらないな。今はもっと、琴音が愛おしくておかしくなりそうだから」
切なげな声で言うと、彼は琴音を横抱きに持ちあげた。
「寝室は遠すぎるな」
すぐそこにあったソファに押し倒される。やや強引に、でもとびきり甘く、彼は琴音の全身を愛し尽くす。
首筋、鎖骨、脇腹、彼が舌を這わせるたびに、琴音の腰は淫らに跳ねた。
鍛えられた肉体から伝わる彼の熱が琴音の理性を押し流す。
「あっ、黎治さん。そこはっ」
「もっと乱れて。琴音のエロい顔が見たい」
「はっ、やぁ、あぁ!」
熱く、激しく、責め立てられ琴音は何度も意識を手放しそうになった。
滾る熱情を吐き出したあと、彼は琴音の額に優しいキスを落として言った。
「今度こそ……琴音を幸せにする、必ずだ」
「はい」
あふれそうなほどの幸福に、琴音の胸は満たされた。
羞恥心から、琴音は思わず口元に手を運んだ。けれど、クスリと笑う黎治にそれを払われてしまう。
「ふたりきりだ。我慢する必要なんかないだろ? ――むしろ、もっと聞かせてよ」
ニットの裾から侵入した彼の手が琴音の素肌をまさぐる。手のひら全体で胸を撫で回し、時折、指先が桃色の果実を摘まむ。
全身が熱を持ち、下腹部が切なく疼く。
三年前……恥ずかしいけれど、たまらなく幸福だったあの頃を身体が思い出している。
「れ、黎治さん。あの頃……みたいに」
「あんなもんじゃ終わらないな。今はもっと、琴音が愛おしくておかしくなりそうだから」
切なげな声で言うと、彼は琴音を横抱きに持ちあげた。
「寝室は遠すぎるな」
すぐそこにあったソファに押し倒される。やや強引に、でもとびきり甘く、彼は琴音の全身を愛し尽くす。
首筋、鎖骨、脇腹、彼が舌を這わせるたびに、琴音の腰は淫らに跳ねた。
鍛えられた肉体から伝わる彼の熱が琴音の理性を押し流す。
「あっ、黎治さん。そこはっ」
「もっと乱れて。琴音のエロい顔が見たい」
「はっ、やぁ、あぁ!」
熱く、激しく、責め立てられ琴音は何度も意識を手放しそうになった。
滾る熱情を吐き出したあと、彼は琴音の額に優しいキスを落として言った。
「今度こそ……琴音を幸せにする、必ずだ」
「はい」
あふれそうなほどの幸福に、琴音の胸は満たされた。