クールな彼との甘々恋愛
田中「まじっすか!先生も大変すね〜」

斎藤先生「ああ、赤点を取るようなやつがいるからな。そんなやつらのために休み中も授業をしなくちゃならないんだ」

田中「え!?そ、そんなやつらがいるんすね〜、まったく、どこのどいつだ!」

斎藤先生「お前だよなあ?田中?」

田中「す、すいませーん!!!!!!!!」

「「「アハハハ」」」

補講の生徒に田中くんも入っていたらしく先生に土下座する勢いで謝る田中くん。視線を田中くんから橘くんに移すと田中くんの大声に顔を歪ませている
目が合うと「うるさすぎ」と口パクで言ってきた。
私も「そうだね」と返す。

せっかく橘くんと業務連絡以外の話ができたのにこれから1ヶ月会えないからまた話さなくなっちゃうな…。

騒がしい教室の中でそんな事を考えホームルームの終わりを待つ

斎藤先生「まーほんとに皆羽目を外し過ぎす楽しめよ、来年は受験に向けて遊べなくなるだろうし今が一番楽しめるからな〜」

最後に先生らしい事を言った先生の言葉でホームルームが締められた
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