クールな彼との甘々恋愛
カランカラン

中に入るとお母さんが待ちわびた様子で出迎えた

お母さん「おかえり〜!結構長かったじゃない!!いい感じになったの!?」

お母さんは興奮冷めやまない感じで何があったか聞いてくる

桃「もう!お母さん!橘くんわざわざ一緒にお店まで戻ってきてくれたんだよ!」

お母さん「まー!橘くん見た目も中身もかっこいいなんて!ますますいいわ〜!!!!」

お母さんは橘くんの行動に絶賛している

桃「橘くんにも迷惑だし今後こんな事やめてよね!」

お母さん「わかったわよ〜でもやっぱり橘くんって桃に気があるんじゃない?じゃなきゃわざわざ送ってこないわよ〜!!」

お母さんがへんな事を言うから私は挙動不審になってしまう

桃「そんなことないよ!それに橘くんて人気なんだから私なんかじゃ全然釣り合わないよ…!」

お母さん「それって桃は橘くんの事好きじゃないわけ?釣り合う釣り合わないは後から考えたらいいのよ!」

お母さんに言われドキッとする

私って橘くんの事友達として好きなのかな…?それとも異性として?

お母さん「桃も素直にならないと後悔するわよー」

そう言ってお母さんは店の奥に入っていった

橘くんが近くにいたり笑うとドキッとするけど私って橘くんの事異性として好きなのかな、でもせっかく橘くんが私の事信用してくれてるのに急に異性として好きなんですって伝えたらもう今までみたいに話してくれないかも…。それなら今まで通りのままがいいよね…。

気持ちを切り替え私も閉店作業のをするお母さんの後を追いかけた
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