これからもキミと一緒に居たいから。 1

この違和感

私達が教室に戻るとクラスメイト達がご飯を食べていた。
あ!そっかもうそんな時間か!!
ご飯楽しみだったんだよね!!
私はカバンの中からお弁当を取り出した。
「結花ー!!一緒に食べよっ!!」
「うん!!」
沙希ちゃんに誘われ沙希ちゃんの席で食べることにした。
沙希ちゃんの席に着き、食べようとしたその時
「あ!結花!怪我大丈夫??」
「琉斗くん!!はい!大丈夫ですよ!」
心配してくれたのかな、?
なんか私周りに迷惑かけてばかりじゃない、?
「あ!俺達も一緒に弁当食べてもいいか??」
「はい!」
「え〜」
沙希ちゃんは乗り気じゃないみたいだったが少し嬉しそうに見えるのは気のせいかな、?
「いいだろ別に!!律樹ー!!!」
琉斗くんが律樹くんを呼んだ。
律樹くんはめんどくさそうにしていたが、一緒に食べることになった。
さ、さっきあんな話したからちょっと、、、いや、結構意識しちゃうよ、、、。
「それじゃ!いただきまーす!!」
沙希ちゃんの元気な声が響く。
「沙希うるさい」
律樹くんは耳を塞いで沙希ちゃんに言う。
「はー?!」
なんかな。
このわちゃわちゃ感ほんとに懐かしいな。
ってなんで懐かしいのか分からないけど。
沙希ちゃんの元気感と、琉斗くんのおちゃらけ感と律樹くんの面倒くさそうな感じが既読感があるんだよね。
私は見守る係ーみたいな。
3人の話してるの聞くだけで楽しいって感じる。
「結花??」
「ん?」
3人が不思議そうな目で私を見る。
「なんでそんなにニコニコしてるの?」
「3人といると楽しいなって思って。後なんか懐かしさがある!」
私は本当に思ったことだけを言った。
「そっか、、、。」
何故か3人が悲しそうにする。
ど、どうしたんだろう、?
「どうした、??」
「あ、なんでもないよ!!」
沙希ちゃん嘘隠すの下手だな、、、。
なんで隠すんだろう、?
「もういいから食べよ!!」
沙希ちゃんはそう言いご飯を食べ始めた。
やっぱり何か3人私に隠してることがある気がする。なんなんだろう、??
考えれば考えるほど頭が痛くなる。
まただ、、、、。この痛み。
私の記憶をかき消すような痛みだ。
私何か忘れている、、、?
美味しいお弁当だったはずがそんなことを考えながら食べたから味がしなかった。
時間になり私達は自分の席に戻る。
はぁ、、、。
そう思っていたら
「結花。無理すんなよ」
り、律樹くん、、、、。
そうだよね、!こんなことばっか思ってちゃダメだよね!!
「あ、ありがとう、!!!」
いつかこの謎が解けたらいいな。
そんなことを思いながら空を見上げた
< 11 / 42 >

この作品をシェア

pagetop