これからもキミと一緒に居たいから。 1

家庭科の授業

国語の授業が終わり、休憩時間になった。
やっぱり結構進んでるな、、、。
でも数学よりは出来るから大丈夫そうかな?
私はそんなことを思いながら次の時間割を見た。
次は家庭科か!!
今回はパンケーキを作るらしい。
学校でパンケーキか、、、。
めずらしいのかな、?
私が引っ越す前に班などを決めていたらしいが沙希ちゃん達の班に入ることになった。
元々班が3人しかいなかったらしく、先生に沙希ちゃん達の班に入れと言われた。
でも、、、知らない人じゃなくて良かった、!
という安心だった。
そんなことを思っていたら
「結花!!一緒に家庭科室行こ〜!!」
「うん!」
沙希ちゃんが誘ってくれ、一緒に行くことになった。
って琉斗くんと一緒に行かなくていいのかな、?
同じ班だし一緒に行っても違和感ないよね!!
「沙希ちゃん!琉斗くんと一緒に行かなくていいの?」
私がそう言うと沙希ちゃんが照れたようにしながら笑顔で私に
「呼ぼっか!」
そう言い琉斗くんを呼んだ。
琉斗くんは律樹くんと喋っていた。
琉斗くんが沙希ちゃんの声に気づき律樹くんと一緒に私達の元へやってきた。
「どうした??」
琉斗くんは不思議そうにしながら沙希ちゃんに問いかけた。
「いや一緒の班だし一緒に行こ!!」
沙希ちゃんが琉斗くんにそういうと納得したように頷いた。
沙希ちゃんは嬉しそうに琉斗くんを見ていた。
こう思うと沙希ちゃんが琉斗くん好きなの丸わかりだな、、、。
そんなことを思っていると
「律樹も行くぞ!!」
それだけ言って沙希ちゃんと琉斗くんは2人で先に行ってしまった。
「あいつら俺たちのことも考えろよな、、、。」
「あはは、、、。」
律樹くんは大体この2人に振り回されてるな、、、。
2人のお兄ちゃんみたい。
そう言うと怒られるんだろうな、、、。
そんなことを思いながら律樹くんと2人を追いかけた。
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