これからもキミと一緒に居たいから。 1

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懐かしさ？

目を覚ますと知らないところにいた。
ここが、、、、かな？
自然がいっぱいだな、、、。
そう思うのと同時に何故か懐かしさを感じた。
前に来た気がするのは気のせいだろうか、、、
ってあれ？
運転席を見るとお母さんがいなかった。
どこに行ったんだろう。そう思い車のドアを開け車を出る。
ここってことを忘れなければ大丈夫、、、だよね、？そう思い少し歩いてみることにした。
少し歩くと学校が見えてきた。
私が通う学校ってここなのかな、？
今は平日だ。しかも夕方だからちょうど部活をしている人達がグラウンドにいた。
サッカーしてる、、、。
私は運動全般苦手だ。だから運動が出来る子すごいなと思ってみていた。
そろそろ戻らないとやばいかな、？そう思い戻ろうとした時
「律樹ー！！」
、、、え、？
私は振り向いてしまった。
なんで、、、、律樹って名前に反応しているのだろう、？
私の知り合いに律樹という名前の人は居ない。
でも何故か聞いたことがある気がして。
その時1人の少年を見つけた。
この人が律樹って人かな、？
なぜだかそんな気がしてしまった。
その人を見ていると懐かしさを感じてしまう。
私、、、昔この人に会ったことがある、、、？
私にとって大事な場所、、、。
何かお母さん私に隠してることがある、？
なぜだか嫌な胸騒ぎがし頭が痛くなった。
またあの痛みだ、。
思い出そうとすると余計に痛くなる。
どうして、、、。
そう思っていたら
「結花！！」
あっ！！！
振り向くと汗だくのお母さんがいた。
「もう！どこに行ってたの！心配したじゃない！」
め、めちゃくちゃ怒ってる、、、。
「お、お母さんがいなかったから探そうと思って、、、。」
ただの言い訳だった。
そう伝えるとお母さんは申し訳なさそうな顔をした
「ごめんね。大家さんと話してたのよ。」
そうだったんだ、、、。
まあ、そんなことだろうと思ってたけど、、、。
「そろそろ家に行きましょう！」
お母さんが元気よく良い先に行ってしまった。
ま、待ってよ、！！
そう思いながら追いかけようとした時
「結花、？」
かすかにそんな声がした。
とても小さな声だったが私の耳には届いていた。私はすぐに振り向いた。
あっ、、、。
あの律樹という人がこちらを見つめているような気がした。
遠くにいてよく見えなかったから分からないが多分私を見ている。
でも彼は我に返ったように他の人の方に行ってしまった。
やっぱり何かあるのかな、？
そう思いながらお母さんを追いかけた。