これからもキミと一緒に居たいから。 1

2人でアイス!

律樹くんに数学を教えてもらえながら勉強をしていた。ふと今何時だろう。そう思い時計を見ると3時を過ぎていた。
「みんな!一旦休憩にしませんか?」
私はみんなにそう問いかける。
が、沙希ちゃんと琉斗くんは2人の世界に入りすぎていて反応がなかった。
、、、ど、どうしよう、!
2人の中に入る訳にもいかないし、!!
「あいつら反応しろよ、、、。」
2人を見ながら呆れたように律樹くんは言った。
「でも2人楽しそうですね!いいなぁ、、、。」
楽しそう、、、。
両思い、、、なんだもんね。
まだ付き合ってないけど。
「なぁ」
律樹くんが私に言った。
「お菓子買いに行かね?もう3時過ぎだし後でみんなで食べようぜ」
確かに!!
「そうですね!買いに行きましょ!!」
私達は立ち上がるが2人は気づかない。
か、完全に2人の世界だ、、、、。
「じゃ、じゃあ行きましょっか!!」
私は律樹くんにそれだけ言って部屋を出た。

私達は家の近くのコンビニに向かう。
お母さんにお菓子を買いに行くと言ったら了承してくれた。
うーん。
みんなどんなお菓子が好きなんだろう、、、。
「あいつらなんでも好きだから結花が好きなの買いな」
私が好きなの、、、。スナック菓子系買うか、、、。
あ!暑いしアイス、、、って溶けちゃいそうだな、、、。買いたかった、、、。
少し落ち込みながら私はレジに向かった。
そんな私を律樹くんが見ているとも知らずに

お会計が終わり私達はコンビニを出た。
その時
「ひゃあ!!!」
私の頬が急に冷たくなった。
「そんなに驚くなよ」
律樹くんが私を見ながら笑う。
「ほら。アイス。食べたかったんだろ」
「へ、!」
そこには私が昔から好きなアイスがあった。
み、見てたのかな、??
律樹くんは、私にアイスを渡す。
「家に着いたら絶対溶けてるし今食べるぞ」
律樹くんがそう言うと自分の分のアイスの袋を開けて食べ始めた。
私も食べよっ!
「ん!美味しい!!」
やっぱりこのアイスがいちばん美味しいな〜!!
私が夢中になって食べていたら
「口にアイス垂れてる」
え!
私が吹き取ろうとしたら律樹くんの手が伸びてきた。
「ん。これでいっか」
!?!?!?!?
へ、へ、、、、。
い、今、、、。
り、り、りり、!律樹くんの手がく、唇にふ、触れたよね、?!
律樹くんが満足したようにし、またアイスを食べ始めた。
私だけあわあわしてる、??
律樹くんは何も無かったかのようにアイスを食べていた。
私だけドキドキしてるよ〜!!!
、、、なんか昔にもこんなことあった気が、、、。いや、ない、、、、よね、?
少し不思議に思いながら私もアイスを食べ始めた。
< 22 / 42 >

この作品をシェア

pagetop