私は代わりなんて嫌ですから!
プロローグ
「ただいまより、私立桃園学園高等部の入学式を始めます。」
桃の花が満開に咲いている今日この頃。
私、桃園 日向は、桃園学園のマネージャー学科に入学しました。
苗字にもある通り、この学園の学園理事長は、私のお母さん。
代々、桃園の女主人が学園理事を務めることになっている。
「日向〜、入学式長すぎて莉花疲れちゃったよ……。」
「答辞、お疲れ様。大人気アイドル様は大変だね?」
彼女は、私の幼馴染で大人気アイドルグループ“Dressy”のメンバー、紫乙木 莉花。
莉花は、この学園のアイドル学科で、その莉花を手伝うために私はこの学園のマネージャー学科に入った。
まぁ、この学園に来た理由は他にも理由はあるんだけど……。
「大変って言えばまあそうなんだけどね。お仕事自体は莉花結構大好きだから。」