私は代わりなんて嫌ですから!
あの後、私は学校に戻って莉花と合流した。
お仕事がない日は普通の授業があるみたいで、相当お疲れな様子の莉花。
「で?日向は誰の担当になったわけ?莉花のところに来なかったけど。」
「まさかのQUADでした…。」
「まじか…。それは、これから忙しくなるね。」
これからじゃなくて、もうすでに忙しい気がする。
今日は、翔馬さん付きだったからすぐ帰ってこられたけど、他の3人と心さんは、ロケで地方に行っているみたい。
「なんか、色々問題発生してたし…。」
「なにそれ、気になる。…ねぇ、教えてよ。」
「だめでーす。企業秘密です。」
心さんと翔悟さんが付き合ってるなんて、いくら莉花でも言えるわけがない。
まぁ、莉花なら広めるってことはないだろうけど。
「ふーん、つまんないの。まぁ、日向もおつかれさま。」
「はい、ありがとうございます…。」
今日の2つ目の課題もできたってことでいいのかな?
レポートってどんなことを書けばいいんだろう。
そんなことを考えながら、私は今日の1日を終えた。