私は代わりなんて嫌ですから!
「はい!了解です!」
ガラガラっとドアを普通に開けて中に入っていく心さん。
「日向ちゃん?早くおいで?」
「は、はい!」
教室に入ると、中には顔の整いまくったイケメンたちがいっぱいいて。
窓際の方に、ひときわキラキラ輝いた人達がいることに気がついた。
「紹介するね、こちら1年生で新しくQUADのマネを担当することになった桃園日向ちゃん。」
「桃園です。よ、よよよろしくお願いします!」
目の前にこんなイケメンがいたら緊張だって当たり前にしてしまう。
「日向だな、よろしく。3年の水島 翔悟だ。」
そう言ったのは、髪の毛が黒くて、眼鏡をかけている男の人。
たった2つしか離れていないのに頼れるお兄さんっていう感じがする。