恋色レシピ
「うわぁ〜…何でこんなに葉っぱばっかりなのー!!!」
掃いても掃いても終わらないっ!
「当たり前でしょ。いつもそうじゃん」
「今日は特に多い気がする…」
「変わんないって。
何そんなに慌ててんの?」
何って……
「なぁに?
…そう言えば、咲智はいっつも早く帰るよね。
まさか彼氏でも出来たとか…?」
「う…ぉ…っ!?」
「マジ!?
真っ赤になっちゃって〜
かぁわい〜」
「美奈子っ!!
そんなんじゃないからっ!」
あたしは持ってたちり取りを思わず落としてしまった。
「ああ〜、せっかく集めたのに。
ますます時間遅くなるよ?」
げ。
何やってんのあたし…