彼はチョコレートの香り
廊下に出る
「なに―――・・」
明日香の横には佐藤先輩
「連れてきちゃったわ!あとはよろしく☆」
ニヤリと笑って教室に入っていった
「こんにちわ!」
深々と頭を下げて挨拶
ここは後輩としてちゃんとすべきところだ
「・・・ちわ・・」
素っ気なく返事をする佐藤先輩に何か違和感を感じた
その空気に耐えられない私は会話をくりだす
「どうですか?冬祭(冬の文化祭)のメイド服です」
なるべく笑顔で話しかけた・・
つもりなんだけどぉ・・・