目隠しの姫君
おまけ☆〜慎二の悩み〜
「清、帰るぞ〜」
俺には、大切な彼女がいる。
「あ、うん♪」
笑顔で俺の所へ走ってくる。
やべぇ。
かなり嬉しい。
清にとって、俺の存在が1番であって欲しい。
俺がそうなように。
両想いになったのに、
悩みは尽きないもので。
俺は、ずっと清が好きで。
清は、俺の事を何とも思ってないのはわかってて。
結構気持ちを出してたのに、まったく気付かれないのも辛かった。
…まあ、鈍感な清だし?
気長に行こ…
だけど、清の勘違いから始まったすれ違いで
お互いの気持ちを伝える事が出来て。
やった!!!
両想いってわかった時は、
泣くほど嬉しかった。
……清の前なんかで泣けねぇけど。