ブルーガーネットな恋 ~エリート上司は激愛を隠して部下に近づく~
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休みのはずの萌美がどうしてここに。
柚花の全身に緊張が走る。
京吾に続いて部屋に入り、ドアを閉めた。
「深雪山さん、この度は申し訳なかった」
進が立ち上がり、柚花に頭を下げる。
「え?」
思わず声が出ていた。
「萌美も謝らんか」
「すみませんでした!」
萌美はふてくされて顔を横に向け、座ったまま口だけで謝る。
「なんだその態度は!」
進が怒鳴り、萌美はさらにふてくされる。
「どういうことですか?」
柚花は目を丸くして進と萌美を交互に見る。