シスコンでは終われない〜俺と妹と…時々姉〜
それから夕方には、アケチが入浴介助に来て……
イリエに報告を受けていたため、同じように交換ノートを見て「素敵なお姉さんですね!」と微笑んだ。
その日、爽子と賢雄が帰って来た。
「ただいま〜!」
「世莉、どうだった?
大丈夫だった?」
「うん、緊張したけど…
良かった!
ねぇね、にぃに!これ!」
交換ノートを渡す。
爽子と賢雄が一緒に中を確認した。
【こんにちは!
丁寧なお手紙、ありがとうございます!
チャーハンと玉子スープ、完食されましたよ!
お腹いっぱいっておっしゃってたので、少し時間をあけてフルーツヨーグルトをお出ししました!
とても緊張されてましたが、お姉さんとお兄さんのお話をすると、嬉しそうに笑ってくれましたよ!
お二人のことが大好きなんですね!
ヘルパー、イリエ】
【こんにちは、ヘルパーのアケチです!
お手紙ありがとうございます!
私達も、イリエさんと実平さんと相談して、ケア後に世莉さんの状態をこちらに書くことにしました!
お風呂ですが、緊張のためか身体が強張ってました。
でもお姉さんとお兄さんのお話をすると、段々落ち着いてきて、後はスムーズに入浴出来ましたよ!
あと、世莉さんは青神好きとお聞きして“私もファンです!”と話すと、喜んでくれて!
しかも、推しのメンバーもタクが同じで、盛り上がりました!
ちょっとした意地悪で“お兄さんとどっちが良いですか?”とお聞きすると“にぃにです!”と即答でした(笑)
お姉さんのことも、誰よりも綺麗で素敵な人だとおっしゃてました!
こんな妹さんなら、私も過保護になりそうです(笑)】
読んだ爽子と賢雄が、顔を見合わせて微笑む。
「良いヘルパーさんで良かったわね!」
「あぁ!」
爽子に微笑み返しながらも、賢雄は複雑な思いを抱いていた。
良いヘルパーであればある程、世莉が俺を頼ってくれなくなる。
俺から、離れていく―――――――
そんな気がして…………
イリエに報告を受けていたため、同じように交換ノートを見て「素敵なお姉さんですね!」と微笑んだ。
その日、爽子と賢雄が帰って来た。
「ただいま〜!」
「世莉、どうだった?
大丈夫だった?」
「うん、緊張したけど…
良かった!
ねぇね、にぃに!これ!」
交換ノートを渡す。
爽子と賢雄が一緒に中を確認した。
【こんにちは!
丁寧なお手紙、ありがとうございます!
チャーハンと玉子スープ、完食されましたよ!
お腹いっぱいっておっしゃってたので、少し時間をあけてフルーツヨーグルトをお出ししました!
とても緊張されてましたが、お姉さんとお兄さんのお話をすると、嬉しそうに笑ってくれましたよ!
お二人のことが大好きなんですね!
ヘルパー、イリエ】
【こんにちは、ヘルパーのアケチです!
お手紙ありがとうございます!
私達も、イリエさんと実平さんと相談して、ケア後に世莉さんの状態をこちらに書くことにしました!
お風呂ですが、緊張のためか身体が強張ってました。
でもお姉さんとお兄さんのお話をすると、段々落ち着いてきて、後はスムーズに入浴出来ましたよ!
あと、世莉さんは青神好きとお聞きして“私もファンです!”と話すと、喜んでくれて!
しかも、推しのメンバーもタクが同じで、盛り上がりました!
ちょっとした意地悪で“お兄さんとどっちが良いですか?”とお聞きすると“にぃにです!”と即答でした(笑)
お姉さんのことも、誰よりも綺麗で素敵な人だとおっしゃてました!
こんな妹さんなら、私も過保護になりそうです(笑)】
読んだ爽子と賢雄が、顔を見合わせて微笑む。
「良いヘルパーさんで良かったわね!」
「あぁ!」
爽子に微笑み返しながらも、賢雄は複雑な思いを抱いていた。
良いヘルパーであればある程、世莉が俺を頼ってくれなくなる。
俺から、離れていく―――――――
そんな気がして…………