140字小説・桜
深夜一時。

深夜一時。

草木も眠る~なんて、今は昔か。

大都会は夜通し騒いでいるのだろう。

店がやっていて、街灯も明るくて。

懐中電灯がないと歩けないような田舎とは大違いだろう。

田舎ならではの良さもあるけど、田舎と都会両方のいいとこ取りした場所はないかね。

なんて思う、深夜一時の田んぼ道。

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