140字小説・桜
結婚祝い。

結婚祝い。

親友へのプレゼントを買いに街へ出た。

学生時代からの親友。好きなバンドも食べ物も知っている。

私の結婚のときもたくさんお祝いしてくれた。

でも、私に知らせてくるのは勇気がいっただろう。

私は純粋にお祝いしたいと思っている。

叶うなら隣にいたはずの、旦那様と一緒に。

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