140字小説・桜【完】
ほっと癒される。

ほっと癒される。

日当たりのいい窓際の床に座った私の膝に、猫が顎をのせて寝ている。

人間にシャーッと威嚇してばかりだったこの元野良ちゃん。

うちのガレージで生んだ子猫はみんな家族が出来て、今は人間の膝でくつろいでいる。

大変な暮らしだったでしょう。

これからはゆっくり過ごそうね。

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