140字小説・桜【完】
大人の余裕。

大人の余裕。

そんな言葉がオーラとして出ている、今隣を歩く人。

簡単に言えば私の片想いの相手。

年上で背も高くてカッコいい。

たぶん彼からしたら私は妹扱いなんだろうなーと思いながら、告白も出来ずにいた。

…私の見ていないところで貴方が頬を赤らめていることを知るのは、もう少しだけ先。

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