140字小説・桜
万能の一部欠如。

万能の一部欠如。
 
我らが生徒会長の一部からのあだ名だ。

完璧な会長と呼ばれる一方明らかに欠けている所があることに疑念をいだく者がいるということ。

それは常に笑顔なことだ。

つまりは感情が見えない。

完璧などないという見本のような人。万能の一部欠如が完全になることはあるのだろうか。

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