140字小説・桜【完】
くもり予報。

くもり予報。

朝の天気予報。

なんだか気分まで曇ってしまった。

気温も下がってきた今の時期パーッと晴れてくれたら清々しいのに。

そんな事を思いながら玄関を開ける。

途端に明るくなったりはしないけど、空を見上げた。

…強すぎる日差しはない。うん、過ごしやすいと思うことにしようか。

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