あなたと共に見る夢は〜俺様トップモデルの甘くみだらな包囲網〜
「…莉帆、莉帆?」
「ん…」
誰かに呼ばれて、莉帆はぼんやり目を開ける。
「こんなところで寝るな」
「え?あっ、禅!帰ってたの?お帰りなさい。私、いつの間に寝たのかな?」
「グーグーいびきかいて爆睡してたぞ」
「嘘!私、いびきかかないもん」
「そんなの自分で分かんのかよ」
ムッと禅を睨んでから、ふと莉帆は自分の姿を見下ろした。
ローテーブルに突っ伏していたせいか、ワンピースの襟が下がって胸元が大きく開いている。
慌てて直しながら、チラリと横目で禅をうかがった。
「何もしてないでしょうね?」
「寝てる女を襲う趣味はない」
「当たり前でしょ?」
「けど、ほっぺにチューはした」
なっ?!と、莉帆は思わず頬を手で押さえる。
「だって、なかなか起きないからさ。チューしたら起きるかと思って」
「言い訳しないでよ!」
「いつまでも寝てるお前が悪いんだろ?さてと。シャワーでも浴びてくるか」
そう言って莉帆に背を向けた禅は、ポツリと呟く。
「…中身はグフフ」
莉帆はハッと胸元を押さえた。
「禅ー!!」
「見せたのはそっちだからな。んじゃ」
軽く手を挙げると、禅は大きなストライドでリビングを出て行った。
「ん…」
誰かに呼ばれて、莉帆はぼんやり目を開ける。
「こんなところで寝るな」
「え?あっ、禅!帰ってたの?お帰りなさい。私、いつの間に寝たのかな?」
「グーグーいびきかいて爆睡してたぞ」
「嘘!私、いびきかかないもん」
「そんなの自分で分かんのかよ」
ムッと禅を睨んでから、ふと莉帆は自分の姿を見下ろした。
ローテーブルに突っ伏していたせいか、ワンピースの襟が下がって胸元が大きく開いている。
慌てて直しながら、チラリと横目で禅をうかがった。
「何もしてないでしょうね?」
「寝てる女を襲う趣味はない」
「当たり前でしょ?」
「けど、ほっぺにチューはした」
なっ?!と、莉帆は思わず頬を手で押さえる。
「だって、なかなか起きないからさ。チューしたら起きるかと思って」
「言い訳しないでよ!」
「いつまでも寝てるお前が悪いんだろ?さてと。シャワーでも浴びてくるか」
そう言って莉帆に背を向けた禅は、ポツリと呟く。
「…中身はグフフ」
莉帆はハッと胸元を押さえた。
「禅ー!!」
「見せたのはそっちだからな。んじゃ」
軽く手を挙げると、禅は大きなストライドでリビングを出て行った。