闇の龍神様と癒しの神子
ムクたちに天界に行くと話すと「天界行ってみたかったですぅ〜」と喜んでいた。


十六夜が本来の姿に戻ることが条件なので、いつ帰ってもいいらしいので結婚式を挙げた後に話した。

此処にいられるのも後少し。
荷造りや片付けを始めた。
十六夜からは『またこの島にも街にも来たい時に来れるしたまに東ノ島を視察しに行かねばならんからな』と言われたが綺麗にしたい。


「うふふっ。ワタクシは榛名様と短い付き合いですが、初めて会った時よりも輝いて素敵ですわん」

「ありがとう、葵」

「私はあの島を出て行って変わったと思う。十六夜様に出会えなかったら生きていなかった。消えくても生にしがみついて良かったって思うよ」

「ワタクシも榛名様に会えて嬉しいですわん。いつまでもどこまでも付いていきますわん」

榛名と葵はハグを交わした。

そんな2人の会話を盗み聞きしていた十六夜は嫉妬しムクとミクになだめられていた。


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