闇の龍神様と癒しの神子
ムクとミク(人型)と一緒に砂のお城を作って遊んでいると十六夜が、大きな体に海藻をこびりけて帰ってきた。
「わぁ。ワカメがいっぱいですね!」
『わかめ?』
「はい。わかめの味噌汁でも作れそうです」
『そうか。湯浴みをするがお前も入るか?』
「いえ、結構です!…あっ」
『ん?ああ、俺の機嫌損ねるか気にしてるのか?俺はこの程度、気にしないから安心しろ。お前を抱く時は拒否は許さないがな』
「寛大な御心感謝します」
(よかった…)
『うむ』
十六夜は榛名の頭をワシャワシャした
『髪ゴワゴワしてるな』
「す、すみません」
十六夜は少し考え
『今日も街の方に行く、すぐ準備しろ』
「えっ?はい」
十六夜はご機嫌に露天風呂に入っている間、榛名は着替える
ワカメはありがたくいただき、ムクとミクに運ぶのを任せた。
「光希様に着替え返したいけど島には帰りたくないし十六夜様に頼める立場じゃないのよね」
生贄として捧げられたので帰って来たら別の意味で大騒ぎだろうと困った。
急いで着替え十六夜のところへ向かう。
十六夜(龍の姿)に乗るのでパンツスタイルだ。
昨日も来た、ショッピングモールだ。
最初に訪れたお店は美容室。
榛名は初めての美容室でドキドキしていた。
島にも美容師のような人はいたが、榛名は忌み子として雪愛達に髪を引っ張られたり無理矢理切られたり、時には坊主にもされた。
ヘアスタイルは美容師にお任せし10年ぶりのシャンプーに気分が良かった。
綺麗な髪になっていくことに感動した。
十六夜はそんな榛名に満足したようで、美容師おすすめのシャンプーなどの洗髪剤を買ってくれた。
「ありがとうございます!」
『次だな』
次に来たのはフロア全体がコスメショップが並ぶ場所だ。
『俺はわからないから好きなのを買え』
「…と、言われましても私も化粧なんてしたことありませんから」
とりあえず回って見ると店員さんに声を掛けられた。
お試しにと店員さんに化粧をしてもらう。
肌に合いそうな化粧品やら肌のお手入れに必要なものを購入した。
「なんか私じゃないみたい」
いつもと違う自分に慣れず、緊張しっぱなしだった。
エレベーターに乗っていると十六夜がキスをした。
いつもと違い優しいキスだ。
「んぅっ」
『榛名…綺麗だ』
十六夜は髪を撫でた。
「十六夜様のおかげです」
頰を染めながら十六夜を見つめると十六夜はまた優しいキスをした
十六夜はハッとして自分の唇をおさえた
『すまない…』
「お役目ですからお好きな時になさってください」
『今のは綺麗なお前に触れたいと…っ!なんでもない!』
(八重さんとか癒やしの力目当てじゃなくて私にキスしたいって思ってくれたの?)
榛名から十六夜に手を繋いだ
(私…やっぱり十六夜のことが好き!………八重さんに敵わなくても…片想いのままでもいい!十六夜様といたい!)
「わぁ。ワカメがいっぱいですね!」
『わかめ?』
「はい。わかめの味噌汁でも作れそうです」
『そうか。湯浴みをするがお前も入るか?』
「いえ、結構です!…あっ」
『ん?ああ、俺の機嫌損ねるか気にしてるのか?俺はこの程度、気にしないから安心しろ。お前を抱く時は拒否は許さないがな』
「寛大な御心感謝します」
(よかった…)
『うむ』
十六夜は榛名の頭をワシャワシャした
『髪ゴワゴワしてるな』
「す、すみません」
十六夜は少し考え
『今日も街の方に行く、すぐ準備しろ』
「えっ?はい」
十六夜はご機嫌に露天風呂に入っている間、榛名は着替える
ワカメはありがたくいただき、ムクとミクに運ぶのを任せた。
「光希様に着替え返したいけど島には帰りたくないし十六夜様に頼める立場じゃないのよね」
生贄として捧げられたので帰って来たら別の意味で大騒ぎだろうと困った。
急いで着替え十六夜のところへ向かう。
十六夜(龍の姿)に乗るのでパンツスタイルだ。
昨日も来た、ショッピングモールだ。
最初に訪れたお店は美容室。
榛名は初めての美容室でドキドキしていた。
島にも美容師のような人はいたが、榛名は忌み子として雪愛達に髪を引っ張られたり無理矢理切られたり、時には坊主にもされた。
ヘアスタイルは美容師にお任せし10年ぶりのシャンプーに気分が良かった。
綺麗な髪になっていくことに感動した。
十六夜はそんな榛名に満足したようで、美容師おすすめのシャンプーなどの洗髪剤を買ってくれた。
「ありがとうございます!」
『次だな』
次に来たのはフロア全体がコスメショップが並ぶ場所だ。
『俺はわからないから好きなのを買え』
「…と、言われましても私も化粧なんてしたことありませんから」
とりあえず回って見ると店員さんに声を掛けられた。
お試しにと店員さんに化粧をしてもらう。
肌に合いそうな化粧品やら肌のお手入れに必要なものを購入した。
「なんか私じゃないみたい」
いつもと違う自分に慣れず、緊張しっぱなしだった。
エレベーターに乗っていると十六夜がキスをした。
いつもと違い優しいキスだ。
「んぅっ」
『榛名…綺麗だ』
十六夜は髪を撫でた。
「十六夜様のおかげです」
頰を染めながら十六夜を見つめると十六夜はまた優しいキスをした
十六夜はハッとして自分の唇をおさえた
『すまない…』
「お役目ですからお好きな時になさってください」
『今のは綺麗なお前に触れたいと…っ!なんでもない!』
(八重さんとか癒やしの力目当てじゃなくて私にキスしたいって思ってくれたの?)
榛名から十六夜に手を繋いだ
(私…やっぱり十六夜のことが好き!………八重さんに敵わなくても…片想いのままでもいい!十六夜様といたい!)