闇の龍神様と癒しの神子
せっかくなのでと畑に必要な道具を買おうとしたが、なかったので代わりに植木鉢で育てる野菜キットを購入。
書店では専門書や料理本を買った。
ムクとミクが野菜キットをみて目を輝かせ、早く帰って作りたいとせっせと運んでいる姿は何度見ても可愛らしい。
「十六夜様にもお料理食べていただきたいんですがね…」
『無理な相談だな』
ですよね〜と思いながら歩いているとスイーツコーナーが気になった。
『甘いものか?欲しいなら買え』
「いえ…」
『なんだ気になるんじゃないのか?』
「来月バレンタインだなって思っただけです」
『ばれん…?なんだ?』
「女の子が好きな男の子にチョコや贈り物をして告白する日です。妹が最近は友達同士で交換したりや自分用に買ったりしてるようです。ちなみに翌月はホワイトデーでバレンタインの逆で飴を贈るんです」
『つまりお前はチョコと飴が欲しいんだろ?買ってやるから回りくどい事しなくていいぞ』
「……はい」
本当は違うのだが、結局チョコと飴を大量に買ってくれた。十六夜が見た目で選んだチョコは値が高いものばかりで榛名は焦ってしまったが自分のために選んでくれたのかな?とポジティブに考えただけで嬉しかった。
外の出店でフラペチーノを購入し、十六夜からベンチで待つように言われ初フラペチーノを堪能していると肩を叩かれた。
書店では専門書や料理本を買った。
ムクとミクが野菜キットをみて目を輝かせ、早く帰って作りたいとせっせと運んでいる姿は何度見ても可愛らしい。
「十六夜様にもお料理食べていただきたいんですがね…」
『無理な相談だな』
ですよね〜と思いながら歩いているとスイーツコーナーが気になった。
『甘いものか?欲しいなら買え』
「いえ…」
『なんだ気になるんじゃないのか?』
「来月バレンタインだなって思っただけです」
『ばれん…?なんだ?』
「女の子が好きな男の子にチョコや贈り物をして告白する日です。妹が最近は友達同士で交換したりや自分用に買ったりしてるようです。ちなみに翌月はホワイトデーでバレンタインの逆で飴を贈るんです」
『つまりお前はチョコと飴が欲しいんだろ?買ってやるから回りくどい事しなくていいぞ』
「……はい」
本当は違うのだが、結局チョコと飴を大量に買ってくれた。十六夜が見た目で選んだチョコは値が高いものばかりで榛名は焦ってしまったが自分のために選んでくれたのかな?とポジティブに考えただけで嬉しかった。
外の出店でフラペチーノを購入し、十六夜からベンチで待つように言われ初フラペチーノを堪能していると肩を叩かれた。