悪魔の涙
駆け落ち








それから私はデュラバをなんとか説得し、あることを決めた









それは…








漓「お父さん、お母さん。話があるの。」








父「話…?なんだそれは…?」







漓「そこに触れて。」








父「此処か?」






ピトッ…








ブゥウン…






何もない所から羽の生えた男が現れた







と、お母さんとお父さんは思っただろう。









デ「はじめまして。漓緒のお父さんお母さん。」












それから今までのいきさつを話す…








漓「という事なの。だからデュラバを私の家へ迎え入れて欲しいの。」










私達にはもはやこれしか方法が残されていない








この一言を言うだけで私がどれほど不安になったか、わかるだろうか…?











父「駄目だ。大体、何故、今まで黙って男を匿っていたんだ!?それも悪魔だと言う。しかも最初はお前の命を狙って来ているんだぞ!!??」










違う








違うよお父さん



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