御曹司は溺愛彼女を捕えて離さない
そう言ってフッと笑ったかと思えば、後ろを向かされベッドに四つん這いにさせられる。

背中を指でスルっとなぞられゾクっと電撃が伝わりのけぞると、大河はそのまま一気に腰を沈めた。

深いっ…

「あっ…! はぁっ、んっ…!」

奥ばっかり…

「ダメっ…」

「ダメじゃない。お前はここが好き」

おかしくなっちゃう本当に。

「と、友達はっ…こんな事っ」

すると後ろから覆い被さってきて顎を掴まれ顔だけ振り向かされると、噛み付くようなキスが降ってきて呼吸もままならない。

「ああ。友達はこんな事しないな」

愛おしそうに私を見つめる瞳は熱く情炎の炎が揺らぐ。

「本当に、友達だと思ってんのか?」

ガンと更に突き上げられる。

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