御曹司は溺愛彼女を捕えて離さない


春香を壁に押し付け、ひざまづいたまま片脚を持ち上げて俺の肩に引っ掛けるように乗せさせる。

その脚には脱がせた下着が引っかかっているが気にしない。

そしてすでに蜜が溢れ潤いをみせるそこに顔をうずめた。

喉が渇いたサバンナの猛獣のように。
舐めては吸い、それを繰り返す。

「あっ…立って…はぁっ…いられないっ…」

「どんどん溢れる」

指も同時に使って春香の好きな場所を攻める。

「気持ちいいっ…あっ…イッ!」

イッたな。
俺も限界だ。

俺はスーツを脱ぎ捨て、春香のドレスを脱がせてベッドに組み敷く。

電気もついていないこの部屋の窓からはすっかり暗くなり月が煌々と光って、春香の身体を照らす。

パパっと準備をして春香の脚を開き両手を引き寄せるように持って、ピタっとくっつける。

「どうして欲しい?」

「ヤダ…」

「ヤダじゃわかんないな。こうか?」

俺は蜜で溢れかえる場所をなぞる。

「んっ…大河っ…」

春香が情欲のこもった熱い瞳で俺を射抜くように見つめる。

早く。

俺も見つめ返す。

「入れて…早くっ」

俺は返事のかわりにようやくグッと腰を沈めた。

「はぁっ…! んっ…」

ヤバいな。
なんでか今日は特に春香を壊したいと思ってしまう。
大事にしたいのに。

律動は次第に加速し、奥へ奥へと突き進んでその度に春香は可愛い声で鳴く。

お団子の髪をそっと解くとシャンプーの香りが鼻を刺激した。

たまんねぇ。

春香からでる水音と激しさを増す吐息がリズムを刻む。






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