御曹司は溺愛彼女を捕えて離さない
すると春香がイタズラするみたいな顔でモゾモゾと動きだす。

そして俺に触れるとその手を動かし始めた。

「春香っ…」

俺の胸元にまるで俺の真似をしているかのようにキスを這わせる。
一つずつゆっくりと。

朝は俺的に特にヤバい。
まだ眠たそうに完全に目も開いてないのに、朝から俺を喜ばしにくる。

「クッ…後ろ向いて…」

春香は俺に背中を向けるように横になり、その間に準備をして後ろから腕枕をするように抱きしめる。

左脚を持ち上げ、春香の脚の真ん中に当てれば既にその場所は熱を放ち蜜が蕩けている。

ゆっくりと後ろから腰を動かしながら奥へと割って道を切り開いていく。

「はぁっ…朝…いいっ」

「ああ。わかるよ…俺も、好き」

激しいコンサートが終わった後のしっとりとしたバラードのアンコールのようだ。
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