御曹司は溺愛彼女を捕えて離さない
結局は盛り上がってきて果てる頃には額に汗が浮かぶ。

「クッ…朝から可愛いおねだりだな?」

「んっ…あっ…好きすぎて…」

「わかるよ。四六時中こうしてたい」

「私だけじゃ…ない?」

「違う。俺もいつも思ってる」

律動が加速し、春香の吐息も激しさを増す。

「あっ…! はぁっ…!」

「イクぞ…」

コクコクと頷く春香に許可をもらった所で俺は一気に腰つきを早め、奥へ奥へと進んで最後にひとつ春香を貫くように突き上げた。

「クッ…」

「あんっ…!」

お互い息を整え微笑みながらキスを交わす。

「最高に幸せ」

おお、良かった。
その言葉が聞けて。

「俺も」

そしてまたチュっとキスをして俺は起き上がる。

「シャワー浴びてくるな」

そう言って頭を撫でるとさすがに動けないようで春香は笑顔で手を振ってくれた。
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