御曹司は溺愛彼女を捕えて離さない
「ん。それから業務内容も変わったしな。前程現場には近くないけど、充実してる」
「それは良かった」
二人微笑み合う。
「もしかすると、親父たちも俺の結婚待ってたのかもな」
「タイミング良かったもんね」
「本当にな。あと、結婚式。バタバタでごめんな」
そうなのだ。
私達は最速で来月結婚式を挙げることになった。
結さんがドレスを作ると言って、やる気満々になってしまったらしくなんと会場まで抑えてくれたのだ。
それには私も大河も開いた口が塞がらなかったな。
結さんらしいというかなんというか。
でもせっかくだし、いずれは挙げたかったしって事で挙げることにした。