御曹司は溺愛彼女を捕えて離さない

大河は余裕のない声を出し、やっと私の蜜で溢れた熱い場所に腰を沈めた。

「あっ…！」

「クッ…」

二人の間に遮るものがないだけでこんなにも…
大河の熱を直接感じ、ビリっと電撃が稲妻の様に落ちた。

「春香っ…もう少し…」

律動がゆっくりと始まり、愛のダムが決壊しもう誰にも止められない。

「はぁっ…んっ…あっ！」

「力を抜け」

そう言って熱い舌で口内を埋め尽くすようなキスをされる。

「ん…ふっ…はぁっ」

「どうすればいいかわかるな？」

優しく囁かれる。
言われた通りにゆっくりと力を抜く。

「そう…そのままゆっくり…」

そしてガンと奥まで貫かれ、私は大河にしがみつく。

「あっ…！　すごくっ…深いっ…」

「春香っ…」

大河の律動は止まる事なく更に激しさを増していく。

「もっと…呼んでっ…」

「ああ…クッ」

大河は私の脚を抱えまたガンと奥へと突き上げる。

「あっ…はぁっ！」

「春香っ…クッ…春香っ」

その吐息の混ざった声が、胸を熱くさせ鼓膜を通り脳まで響く。