御曹司は溺愛彼女を捕えて離さない
そして誘われるがままあっさりサラッと初体験も済ませた。
こんなもんなんだなと。
まぁそれからも特にガッツく訳でもなく、のらりくらりと付き合いを続けていたある日。
廊下で彼女が友達と話しているのを耳にした。
「大河くん、本当にイケメンだよね」
「本当それ。しかもアレも最高だし」
あー、俺これ聞かない方がいいヤツだな。
女は生々しく話すらしいしな。
「でもさ、なんかあっさりしてんだよね」
「あっさり?」
「そ。好きとか思ってない気がする」
いや、別にそんな事もないんだけどな。
「でも別にいいけど。あの顔拝めるだけでいいわ。全部おごりだし」
「ははは! わかる、結局そこだよねー」
「こないだもさ、ちょっとこれ欲しいんだよねーってブランドショップに連れてったらさ、カードであっさり買ってくれたの。ほら、これ! ヤバくない?」
そんなんで自慢してんなよ。
彼女だしと思って一応デートは俺もちで、プレゼントだって欲しけりゃ買ってやってたけど。
しかも顔だけ拝むってなんだよ。
なんかダル…
彼女って何?
こんなもんなんだなと。
まぁそれからも特にガッツく訳でもなく、のらりくらりと付き合いを続けていたある日。
廊下で彼女が友達と話しているのを耳にした。
「大河くん、本当にイケメンだよね」
「本当それ。しかもアレも最高だし」
あー、俺これ聞かない方がいいヤツだな。
女は生々しく話すらしいしな。
「でもさ、なんかあっさりしてんだよね」
「あっさり?」
「そ。好きとか思ってない気がする」
いや、別にそんな事もないんだけどな。
「でも別にいいけど。あの顔拝めるだけでいいわ。全部おごりだし」
「ははは! わかる、結局そこだよねー」
「こないだもさ、ちょっとこれ欲しいんだよねーってブランドショップに連れてったらさ、カードであっさり買ってくれたの。ほら、これ! ヤバくない?」
そんなんで自慢してんなよ。
彼女だしと思って一応デートは俺もちで、プレゼントだって欲しけりゃ買ってやってたけど。
しかも顔だけ拝むってなんだよ。
なんかダル…
彼女って何?