御曹司は溺愛彼女を捕えて離さない
その後も待ってる間に書類などを書かされるが、手が震えてしまって上手に書けない。
「貸して。俺が書く。言って」
そう言って私からペンと書類を取ると、言われた通りに記入してくれる大河。
もう悪魔には見えなかった。
先生みたいな綺麗な字でスラスラと書いていく。
「お願いします」
そう言って看護師に書類を渡してくれた。
「ごめんなさい。ありがとう」
「大丈夫。驚いて当たり前だ」
そう言ってまた頭を撫でられた。
すると間も無くパパの声がして振り向く。
「春香!」
「パパ!」
そしてパパから状況を聞かれ、いろいろそのまま話し込んでしまう。
はっとして大河の方を振り向けば彼はもう既にそこにはいなかった。
「春香? どうした?」
「え? あ、いや。何でもない」
帰っちゃったのかな…。
「貸して。俺が書く。言って」
そう言って私からペンと書類を取ると、言われた通りに記入してくれる大河。
もう悪魔には見えなかった。
先生みたいな綺麗な字でスラスラと書いていく。
「お願いします」
そう言って看護師に書類を渡してくれた。
「ごめんなさい。ありがとう」
「大丈夫。驚いて当たり前だ」
そう言ってまた頭を撫でられた。
すると間も無くパパの声がして振り向く。
「春香!」
「パパ!」
そしてパパから状況を聞かれ、いろいろそのまま話し込んでしまう。
はっとして大河の方を振り向けば彼はもう既にそこにはいなかった。
「春香? どうした?」
「え? あ、いや。何でもない」
帰っちゃったのかな…。