御曹司は溺愛彼女を捕えて離さない
二人を見送った後も雨はまだ降り続いている。

「春香、こっち」

急に大河に手を取られ、会場の中のホテルに連れて行かれた。

部屋につくなり大河はずぶ濡れのまま私を壁に押し付け顔を掴むとキスを降らせてきた。

「ん…っ!」

「もう無理だ。好きだ。お前が」

私は思わず抱きついてしまう。
だって…私もだから。

大河の深い口付けに身体が一気に熱くなる。

あっという間にドレスを脱がされそのままシャワールームへ連れて行かれる。

言葉も何もないまま、止まることのないキス。

二人、雨で冷えた身体を温めるように抱きしめ合って離さない。

その後ベッドへ連れて行かれ、大河はまた私を何度も何度も絶頂へといざなう。

「あっ…はぁっ!」

「かわいい声。また聞けた」

私の脚の間に顔をうずめて、下の蕾を優しく舐めとる。
そこからキスをするように吸い付かれればまた声が漏れてしまう。

大河の髪を頼りなく握る。

もう全てが愛おしい。

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