きっとそれは幸せな夢だった
「…というか、明日のことだけど。」

「明日…?…あっ、花火大会、ですか?」

「その反応絶対忘れてただろ笑」

「そ、そんなことないですって!」


正直、こうも毎日同じ生活を繰り返していたら

曜日感覚なんて簡単になくなってくるわけで。

1週間くらい前に結莉から連絡がきていたにも関わらず

私はすっかり忘れてしまっていた。
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