きっとそれは幸せな夢だった
「あ、そういえば私ね、来週から塾通うことになったから。」

「塾!?咲良十分賢いのに!?」

「って言っても、1番不安な英語だけだから。ほとんど今までと変わらないと思うけど。」

「えーーー、咲良と遊べなくなるの私やだよーー。」


結莉は、まるでぴえんの絵文字みたいな顔で

私の服の袖を掴んで腕を絡めた。
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