きっとそれは幸せな夢だった
「…ここ、かな?」


スマホで調べた住所にある雑居ビルの自動ドアを

緊張しつつ中に入ると

他校の制服をきた同年代の人の姿があってちょっと安心した。


「あ、あのー…。」

『はい、あ、今日から受講の学生さんですか?』

「あ、えっと、英語の進学コースだけお願いした橋本です…。」

『橋本さんね。じゃあここの名前のとこ丸つけて…。英語だけなら基本あそこの教室をつかうことになると思うので…、』

「わかりました。えと、よろしくお願いします…。」


受付のお姉さんに軽く会釈をして

私は言われた教室に足を運んだ。
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