きっとそれは幸せな夢だった
「ふあー…、やば、眠い…、」

「咲良ー?最近ずっと眠そうだけど、やっぱり塾大変?」

「んー、まあ、ね。」


学校終わりに週2回、塾に通う生活を始めて

今日でちょうど1ヶ月半くらいが経ち

気持ち的にも体力的にも、なんとなくきつい日々が続いていた。


「塾の課題もあるけど、それだけってわけでもないからね。」

「咲良は勉強熱心だよねー…、私そーゆーところほんとに尊敬する。」

「負けず嫌いなだけだよ笑」
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