君と私の14日
ジリリリリリ
カチッ
朝、6時。目覚まし時計を止める。
体を起こして、そしてもう一度ベッドにバタリ。
「、、、、学校行きたくない」誰もいない部屋でぼそりと呟く。
昨日、あんなことを言ってしまったのを後悔する。小泉君は今の学校の友達とは離れてしまうのに、それがとても寂しいことは頭では分かっていた。でも、最後の最後で欲が出てしまった。もし、今諦めてしまったら、一生手の届かないところに行ってしまう気がして。
むくりと起き上がって床を見つめる。
「、、、自分から言っておいてなんだって話だよねえ」
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