運命の出会いは最悪でした
風邪
朝から、体調が良くない
喉が痛いし、頭は痛いし…風邪かな?
「ゲホッゲホッ」
咳も止まらない
今日学校休もうかな。
「お母さん、ゲホッ今日学校休む」
「わかった」
熱は…37.5度
平熱は、36.9度だから結構高め
ん、眠い
少し寝たら良くなるかな?
そう思い眠りについた
「梨央奈、大丈夫かな…」
「ん、」
誰の声?
お母さんでもお義父さんでも無い
そして、玲央でも無い
体を起こすと、そこにいたのは…
「夏くん?」
「はぁ!起きた!」
なんでここにいるの?
「家どうしてわかったの?」
少し顔を傾けて聞くと夏くんは耳を赤らめた
私の風邪が移っちゃう……!
「……はあ、可愛すぎ」
「なんか言った?」
あたふたした夏くん
「ううん、大丈夫
気にしないで!」
気にしないでって言われてもなぁ
顔が赤いなら風邪が移ったのかな
「風邪移るから帰っていいよ!
多分明日は学校行けるから」
起きてから、体も軽くなったし、体調も良くなったと思う……!
「よかったぁ、それと、桜ちゃんから家は、教えてもらったの
それじゃまた明日〜」
バタン
夏くんといると楽しいな〜
桜、家教えたんだ
てことは夏くんと話したってことだよね
想像出来ない…あはは
「ただいまー」
玲央だ…
あれ?さっきまで元気だったくせにまただるさが感じた
おかしいな
夏くんと居たから楽しくて忘れてたのかな?
そうだったら、夏くんは病気を治す天才だ…!
うぅ…頭が痛い
コンコンッ
「梨央奈、大丈夫か」
「れ、お」
最後の力を振り絞って声を出した
「梨央奈っ!」
焦った玲央の声と共に私は眠りに着いた
「ん。」
なんだか手が温かい
そしてベットの端で寝ている玲央
その手は私の手と繋がっていて…
って、なんで手繋いでいるの?!
「ふわぁ」
大きなあくびと共に起きた玲央
体を伸ばし、気持ちよさそう
「ってなんでお前がここにいるんだよっ!」
なんで玲央が驚いているの!
「こっちのセリフ
ここ、私の部屋!」
「あっごめん…」
そう言って部屋から出て行った玲央
そういえば布団が掛かってある
それに冷却シートやチューブのゼリーなどが…
全部玲央が?
さっき強く当たったことが恥ずかしくなった
お礼、言った方がいいよね
その為玲央の部屋へ向かった
「失礼しまーす」
「何?」
目に見える嫌そうな態度
不思議と怒りがなかった
「布団とか冷却シート、貼ってくれたりしたでしょう?
そのお礼」
「……別に」
照れてるのかな?
可愛いところもあるじゃんっ!
「ありがとう、玲央の好感度、上がったかも?」
「…ふっ」
玲央が、あの玲央が!
「笑った!」
「まあいいでしょ俺だって笑う時くらいあるし…
てか、風邪移るとやだから早く出てって」
初めて会話って言う会話をしたかも!
私は言う通りに部屋を出て自分の部屋に戻った
翌日には玲央のお陰もあり、元気になって学校へ行けることができた
夏くんや拓実が凄く心配してくれていたらしく申し訳なくなってしまった
桜にもニヤニヤしながら「昨日夏輝、家にきたでしょ」
なんて、質問攻めされた
桜に関しては四天王のみんなのことを呼び捨てで呼んでるくらいだから昨日の一日で物凄く仲良くなったんだなと感じた
桜の質問に対して一つ一つ答えるたび桜がニヤニヤしていた
それと私には勿体無いくらいの仲間たちがいるんだなと
改めて思った
これも全部玲央のお陰………!!
喉が痛いし、頭は痛いし…風邪かな?
「ゲホッゲホッ」
咳も止まらない
今日学校休もうかな。
「お母さん、ゲホッ今日学校休む」
「わかった」
熱は…37.5度
平熱は、36.9度だから結構高め
ん、眠い
少し寝たら良くなるかな?
そう思い眠りについた
「梨央奈、大丈夫かな…」
「ん、」
誰の声?
お母さんでもお義父さんでも無い
そして、玲央でも無い
体を起こすと、そこにいたのは…
「夏くん?」
「はぁ!起きた!」
なんでここにいるの?
「家どうしてわかったの?」
少し顔を傾けて聞くと夏くんは耳を赤らめた
私の風邪が移っちゃう……!
「……はあ、可愛すぎ」
「なんか言った?」
あたふたした夏くん
「ううん、大丈夫
気にしないで!」
気にしないでって言われてもなぁ
顔が赤いなら風邪が移ったのかな
「風邪移るから帰っていいよ!
多分明日は学校行けるから」
起きてから、体も軽くなったし、体調も良くなったと思う……!
「よかったぁ、それと、桜ちゃんから家は、教えてもらったの
それじゃまた明日〜」
バタン
夏くんといると楽しいな〜
桜、家教えたんだ
てことは夏くんと話したってことだよね
想像出来ない…あはは
「ただいまー」
玲央だ…
あれ?さっきまで元気だったくせにまただるさが感じた
おかしいな
夏くんと居たから楽しくて忘れてたのかな?
そうだったら、夏くんは病気を治す天才だ…!
うぅ…頭が痛い
コンコンッ
「梨央奈、大丈夫か」
「れ、お」
最後の力を振り絞って声を出した
「梨央奈っ!」
焦った玲央の声と共に私は眠りに着いた
「ん。」
なんだか手が温かい
そしてベットの端で寝ている玲央
その手は私の手と繋がっていて…
って、なんで手繋いでいるの?!
「ふわぁ」
大きなあくびと共に起きた玲央
体を伸ばし、気持ちよさそう
「ってなんでお前がここにいるんだよっ!」
なんで玲央が驚いているの!
「こっちのセリフ
ここ、私の部屋!」
「あっごめん…」
そう言って部屋から出て行った玲央
そういえば布団が掛かってある
それに冷却シートやチューブのゼリーなどが…
全部玲央が?
さっき強く当たったことが恥ずかしくなった
お礼、言った方がいいよね
その為玲央の部屋へ向かった
「失礼しまーす」
「何?」
目に見える嫌そうな態度
不思議と怒りがなかった
「布団とか冷却シート、貼ってくれたりしたでしょう?
そのお礼」
「……別に」
照れてるのかな?
可愛いところもあるじゃんっ!
「ありがとう、玲央の好感度、上がったかも?」
「…ふっ」
玲央が、あの玲央が!
「笑った!」
「まあいいでしょ俺だって笑う時くらいあるし…
てか、風邪移るとやだから早く出てって」
初めて会話って言う会話をしたかも!
私は言う通りに部屋を出て自分の部屋に戻った
翌日には玲央のお陰もあり、元気になって学校へ行けることができた
夏くんや拓実が凄く心配してくれていたらしく申し訳なくなってしまった
桜にもニヤニヤしながら「昨日夏輝、家にきたでしょ」
なんて、質問攻めされた
桜に関しては四天王のみんなのことを呼び捨てで呼んでるくらいだから昨日の一日で物凄く仲良くなったんだなと感じた
桜の質問に対して一つ一つ答えるたび桜がニヤニヤしていた
それと私には勿体無いくらいの仲間たちがいるんだなと
改めて思った
これも全部玲央のお陰………!!