芸能人の幼なじみと、ナイショで同居しています
三上さんは美人で優しくて、いつもクラスの中心にいる女の子。
まさかそんな子に、話してみたいと思われていたなんて……!
「まだ話してないヤツもいるんだろ? 円山さんも誘って、梶間さんのために1週間遅れの親睦会やろうよ」
「っ」
『梶間さんのため』って言われたら、断るのは悪いかな?
こうして声をかけてもらえると、正直やっぱり嬉しい。
それに、この機会に私も三上さんたちと話してみたいし……少しくらいなら、参加しても良いかな?
「それじゃあ、ちょっとだけ……」
「よし。じゃあ、さっそく行こうぜ」
こうして私は急遽、畑野くんたちとカラオケに行くことになった。